ステップ1:Amazon VPCの構築

Amazon VPC (Virtual Private Cloud)を構築していきます。

VPC は、お客様自身のデータセンターで運用されている従来のネットワークによく似た仮想ネットワーク
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/vpc/latest/userguide/what-is-amazon-vpc.html

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今回使用するパブリックサブネットとプライベートサブネットは1つずつですが、Amazon ELB、Amazon RDSの仕様により2つのアベイラビリティゾーンにサブネットが必要となるため作成しています。

Warning

Amazon ELB設定時のサブネットエラー表示

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Amazon RDSの仕様説明

各 DB サブネットグループには、特定の AWS リージョン 内の少なくとも 2 つのアベイラビリティーゾーンにサブネットが必要
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/AmazonRDS/latest/UserGuide/USER_VPC.WorkingWithRDSInstanceinaVPC.html#USER_VPC.Subnets


〜〜VPC・サブネットの作成〜〜

1.検索ボックスで”vpc”を検索し、”VPC”をクリック

2.”お使いのVPC”をクリック

3.”VPCを作成”をクリック

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下記の通り、AWSでは”アイドル状態のパブリックIPv4アドレス“にも費用が発生してきます。
EC2などVPC上に存在するサービスが想定外にIPv4アドレスを使用している場合もあるため、使用していないVPCなど、基本的に不要なリソースは削除しておくことをオススメします。

使用中のパブリック IPv4 アドレスの 1 時間あたりの料金は 0.005 USD です
アイドル状態のパブリック IPv4 アドレスの 1 時間あたりの料金は 0.005 USD です
https://aws.amazon.com/jp/vpc/pricing/

12 か月間無料の Amazon Elastic Compute Cloud の AWS 無料利用枠が更新され、1 か月あたり 750 時間のパブリック IPv4 アドレスの使用が含まれる
https://aws.amazon.com/jp/about-aws/

4.必要情報を入力し、”VPCを作成”をクリック

作成するリソース:VPCなど
名前タグの自動生成:wp
IPv4 CIDRブロック:172.31.0.0/16
テナンシー:デフォルト
アベイラビリティゾーンの数:2
パブリックサブネットの数:2
プライベートサブネットの数:2
ap-notheast-1aのパブリックサブネットCIDRブロック:172.31.10.0/24
ap-notheast-1cのパブリックサブネットCIDRブロック:172.31.20.0/24
ap-notheast-1aのプライベートサブネットCIDRブロック:172.31.110.0/24
ap-notheast-1cのプライベートサブネットCIDRブロック:172.31.120.0/24
NATゲートウェイ:なし
VPNエンドポイント:なし

5.ステータスが”成功”になっていることを確認し、”VPCを表示”をクリック

6.状態が”Available”であることを確認

〜〜パブリックサブネットのグローバルIPv4 アドレスの自動割り当て有効化〜〜

7.”サブネット”をクリックし”wp-subnet-public1-ap-northeast-1a”を選択

8.”アクション”をクリックし、”サブネットの設定を編集”をクリック

9.”保存”をクリック

パブリック IPv4 アドレスの自動割り当てを有効化:有効

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